クレジットカード現金化は、ショッピング枠で買った商品を売ったり、キャッシュバックによって現金を受け取れるシステムです。
借り入れとは異なり、現金化した分の支払いは通常のカード利用と同様に、カード会社の指定日に引き落とされます。
そのため、支払い方法も一括払いに分割、そしてリボ払いの選択が可能です。
特に、後々の支払いにまとまった現金を用意できないかたにとっては便利なリボ払いですが、メリットや注意点はしっかり把握しておきましょう。
リボ払い毎月の支払い額が少ない
リボ払いは分割払いとは違い、回数ではなく、月々に支払っていく金額が一定になる点が異なります。
利用限度額内であれば追加で何度でも利用可能なのが特徴で、突然の大きな支出にも対応しやすく、支払い額に変化がないので家計の管理もしやすいというのがメリットです。
また、必ずしも定額払いする必要はありません。都合がよければ繰り上げ返済もできますし、支払い期間を短縮できれば手数料も抑えられます。
後からリボ払いへの変更も可能
クレジットカード現金化の際に一括払いを選択しても、後からリボ払いに変更が可能です。
引き落とし日に間に合いそうにない時などは、リボ払いに切り替えることで未納や滞納を防げます。
利息分支払い総額が増える
リボ払いは支払い残額と期間に応じて利息を支払わなければなりません。当然、一括払いよりも支払い総額が増えますし、残高が大きいほど、支払い期間が長いほどたくさんの利息が必要になります。
月々の支払い額が少ないのもリボ払いの特徴で、その分、気軽に利用できるのが魅力ではあるものの、支払い期間は長期に及びやすいことから、残高を把握した上でしっかり支払い計画を立てて行かなければなりません。
現金化後の状況を見据えて利用すること
クレジットカード現金化はすぐにまとまった現金を得られるのが便利です。
リボ払いにしておけば月々の支払いも楽になります。しかし、相場である80%程度で現金化したとして、すでに20%損している上にリボ払いの利息も必要になるため、目先の現金を手に入れるための負担はかなり大きなものです。
手にした現金以上に支払うことになりますし、延々と支払いが続くことになって精神的なゆとりも奪われれしまいやすいので注意しましょう。
リボ払いは計画的に利用すれば便利なシステムではあります。ですが、支払い負担が大きくなり、なおかつその状況が長期間続くことは知っておきましょう。
クレジットカード現金化の際には、置かれている状況に見合った支払い方法を選ぶことが大切です。
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